Uniswap財団は「DUNA DAO」構造を提案し、手数料スイッチの道を切り開きました。

8月12日、The Blockの報道によると、Uniswap財団は最近、ワイオミング州の「分散化非株式会社非営利協会」（DUNA）法的枠組みの下で、そのガバナンス組織のために「DUNI」という新しい法的実体を設立することを提案しました。この財団は、世界最大の分散化された暗号資産現物取引プラットフォームを監督する責任を担っています。この新しい法的実体は、Uniswap DAOの既存のガバナンス構造を保持しつつ、法的なシェルを提供し、サービスプロバイダーを保持し、契約を締結し、規制および税務コンプライアンス義務を履行できるようにします。提案が承認されれば、Uniswap DAOはこの法的枠組みを採用する最大規模の分散型組織となります。提案の条項により、この実体は1650万ドル相当のUNIトークンを獲得し、過去の税務義務を支払い、法的防御予算を設立します。Uniswapはこれまで会社として課税されることを選択していなかったため、財団は歴史的な税務債務と罰金を清算するために、米国国税庁（IRS）に1000万ドル未満を支払う必要があると予想しています。Uniswap財団は、DUNA枠組みを採用することがプロトコル手数料の開始への道を開くことを指摘しており、その際、部分的に流動性プロバイダー手数料をDAOの金庫に移転することになるでしょう。